光の在りか

光はいつも影と共に 影こそが 光をいちばん美しく見せる

覚え書き

個性は最後に自分を守ってくれる力だ 他に何の拠り所も助けも得られないとき 見渡す限り人けのない 荒涼とした地に一人立ったとき 地図も磁石も己の呼び名さえわからないとき あなたを励ますあなたの力だ 力とはそれ自身であろうとする 宇宙の純粋な意図だ。

空より空を

空を見上げたくなる時本当は何を見ているのだろう

蒼き夢見し

明け方の光射すころ 蒼き夢が終わった指先を一瞬、掠めて 手にいれたと思った夢が ヒラリと身をかわして 遠ざかったため息と 空しさと 色のない日常が 戻ってくる曙光に放ったため息の向こうで 夢が微笑んで手招きするまだ、夢が夢を見ていたい 夢が誰かに追…

風よ 雲よ 光よ 虹よ

声なき声が 呼びかける振り向いて 見上げる空確かな答えが 駆けめぐる

時の間

時間は連続しない空間も物事の原因と結果の間にはなんの関係性もない事象は連続せずに起こる明日より昨日が未来にあり未来は過去にあるどんなパラダイムも自由な世界が扉を開く [

宗教と自由

宗教は情報の一部 解読されるべき暗号 信じるものではない 読み解くもの黄泉を解くもの 自由とは 今ここにいられる自由過去、未来という時空に 縛られないということ恐れは過去からしか来ない 不安は未来からしか来ないいまここに在ることの自覚だけが 恐れ…

最も無駄な努力

なにものかに なろうとすることなにものかで あろうとすること

浅き夢見し

如何に如何に 己が浅薄か、 なにがしかを 知り、わかったような「つもり」に なっていたことか

今に咲く

明日、ここを通っても この花には会えぬやも

選 択

エゴで為された選択は いつか必ずリセットされる時が来る 時空を超えて 何百年 何千年 かかろうともなぜなら 本質的な選択がされないかぎり そのスピリットに 進化は訪れないから

街角の神聖幾何学

人間が地上に現れるはるか以前から神々は地上で遊んでいた人類には未だ解き得ぬ幾何学を自在に駆使して

命の色

命は燃える音もたてず静かにその身を焼きつくしながら瞬間ごとに再生誕生する